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 いよいよモントリオールも暑くなってきました。

 並木の木々は生い茂り、至るところに緑があふれています。

 マルシェでは野菜だけでなく、たくさんの草花が売られ、多くの人が買っていきます。みんな短い夏を満喫しようと必死です。

 話は変わりますが、日本にいた時は花粉症だった私も、フランス、カナダではそれほどひどいアレルギー症状に見舞われたことがありません。花粉の種類が違うのか、日本ほど花粉が飛んでいないからなのか、理由はわかりませんが。

 そんなわけで、こちらではとても快適に過ごしている私ですが、モントリオールの6月上旬から中旬にかけては、私にとっては唯一1年でもっとも辛い時期に当たります。なぜか?それは花粉(le pollen)ではなく、ポプラの種(la graine)のせいなんです!

 実は去年もこの綿毛の被害にあい、タンポポにしては種も綿毛も大きいし、(確かにモントリオールにはタンポポもいっぱいあるけれど。)場所によって綿毛が舞っているところと舞っていないところがあるので、一体どこからくるんだろうと、ずっと思ってはいたのですが、今年に入ってようやく正体が判明しました。

正体はこちら、ポプラの木(peuplier deltoïde)。

 かなり背の高い木だし、街中いたるところに並ぶメープル並木にかすんでよく見えなかったのですが、実はこんなに大きな実が、びっしり。

 

それが全て開花して、綿毛となって雪のように道路を覆うのです。

 あれ?でもポプラってもっとすらっとした木じゃなかったかな?気になって調べてみたら、ポプラには雄と雌があって、雌の木は大きく横に広がり、種を飛ばすらしいのです。

 でも、花粉ほど小さく(microscopique)はないので、くしゃみ鼻水、目の充血にはならないのですが、この綿毛の繊毛が鼻をくすぐり、まつげに絡み、毎日目に異物感を感じる羽目に。

 そうはいっても一番のピークは毎年ほんの2、3週間。花粉症の辛さに比べたらそうそう文句も言っていられません。(この記事を書いている時にはほんの1週間程度の差ですが、もうピークは終わってしまいました。)

 ようやく原因となる木が特定できたので、来年はポプラの木の近くを避けて歩くことにします。因みにアパートを探す上でもこの木の近くは避けたほうが良さそうです。でないと庭は綿毛で真っ白になり、この時期はバルコニーでBBQも出来ませんから。


KAZUMI