こんにちは、カナダのフランス語圏ケベック州ケベックシティに住む「みあ」です。今日は私の住むケベックシティを歩いていて気になっていた面白いフランス語を紹介します。なお、この町で見つけた面白いフランス語のまとめは、見つけ次第新しい記事で更新していく予定です。今回は初めてのまとめなので1とさせていただきます。フランス語を紹介する前に、慣れない日本語の語彙がでてきますので、先に紹介させてもらいます。

スタンダードフランス語(一般的なフランス語)
ケべコワ(カナダのケベック州でのみ使われるフランス語)

なお、今回紹介する単語はクイズ形式で紹介しています。どういう意味になるのか、解説を読む前に考えながら読んで見てくださいね。

cul-de-sac(スタンダードフランス語)

さあ、こちらはどういう意味でしょうか?単語ごとに訳していきます。

cul→訳:お尻(ケツの方が近いかな?)/スラング用語で下ネタ話をするときや、下品な表現を表すのによく使われます。英語だとassに近いです。
de→訳:~の 
sac→訳:袋

直訳すると、「袋のお尻」。少し意味が分かりにくいのですが、袋のお尻部分を是非イメージしてみてください。

はい、正解は…「行き止まり」です。袋のお尻部分だから、もう先には進めないよ。とでも言いたいのでしょうか?初めてこの言葉を知ったときは、面白いなと素直に思いました。ちなみに、cul-de-sacはフランスでも使われるスタンダードフランス語で、culがはいっていても、スラングではなく普通の単語です。

herbe à puce(ケべコワ)

写真参照:http://www.reseaupatrimoine.ca/cyberexpositions/les-tresors-du-patrimoine/entre-ville-et-nature/herbe-a-puce/ 

こちらも単語ごとに訳していきます。

herbe→訳:草、香草、ハーブ
à→訳:ここでのàは⸨特徴⸩ ~を持つ
puce→訳:ノミ

ノミを持つ草?さあ、どういう意味でしょうか?正解は「触るとかぶれる草」。訳が少し長くなってしまいましたが、herbe à puceはケベックの公園などでよく見かけます。ケベックでは身近な植物ですが、触った部分が赤く腫れ、耐え難いかゆみに襲われるそうです。私は幸いまだ被害にあったことはありません。herbe à puceはケベックで使われる単語、ケべコワです。

couvre-visage(ケべコワ)

こちらも単語ごとに訳していきます。

couvre→訳:~を覆う/couvrir(原型)
visage→訳:顔

こちらは簡単でしたか?顔を覆うものといえば、「マスク」ですね。couvre-visageはケベックで使われる単語ですが、ケベックの人がcouvre-visageと言っているのはあまり聞きません。私の周りのケベックの人はフランス人と同じようにマスクと言っています。ただ、会見や政府から配布されているチラシなどでは、couvre-visageと表現しています。ケベックではマスクよりもフォーマルな単語として使われているように感じます。

ちなみにコロナが落ち着いた春ごろから、マスク着用の義務が緩和されたケベックでは、6月ごろまでマスクをしている人は見かけなくなっていました。しかし、7月初旬に第7波が発表され、感染者が爆発的に増えている今では、着用義務がないスーパーなどでもマスク着用をしている人を多く見かけます。

いかがでしたか?今回は町で目にする3つの面白い単語を紹介しました。いずれも、よく使う単語なので、ケベックに来られる際には、使ってみてくださいね。