2020年以降世界は大きく変わり、気軽に海外へ出かけることが難しくなっていますが、ようやく少しずつ緩和され始めました。今回はコロナ禍前まではほぼ毎年のように出かけていたフランスに(在住期間も含む)、約3年ぶりに行って感じたことを3回に渡ってお届けします!

フランスへ入国するために必要なこと&航路の変更

※2022年8月1日からフランスは新型コロナに関する全ての国境制限を撤廃!フランス入国はコロナ禍前と同じ状態になりました。(日本入国時は検査などが必要なこともあり各国入国時の最新情報を必ずチェックしてくださいね)

私が渡航したのは6月だったため少し制限があり、ワクチン接種証明書を持参(ワクチン3回接種者は検査不要)、それ以外の場合は陰性証明書が必要でした(72時間以内PCR検査or48時間以内抗原検査)。しかし、証明書は日本の空港のチェックインカウンターで確認されただけで、肝心であろうフランス入国時は完全スルーでした。

さらに、日本からヨーロッパまでを結ぶ飛行機は、世界情勢の影響でロシア上空を飛ぶことができず、日本とフランス間は北回りか南回りの航路となっているので飛行時間が大幅に増えています。

成田空港(NRT)を離陸後はアラスカ方面〜北極圏のグリーンランドへ向かいます

2022年6月の東京からフランスのパリまでのフライトをAir Franceで予約した時の予定飛行時間はなんと16時間でした!これは当初、往路が南回りだったことによるものでした。私が乗るフライトの2週間前に北回りへと変更され、飛行時間も15時間へ短縮となりましたが、それでも15時間。これまでに経験のない長時間のフライトには間違いありません。
これまで、フランス、パリまでの往路は12時間前後だったと思いますので、3時間以上プラスの見込みです。例えば朝9時に出発であれば日本時間の深夜0時に到着の計算です。空港までの移動時間を含めると早朝5時から夜更かしをして日付が変わる深夜に寝るまでの時間が、全て移動に費やされることになります!ちなみに復路は南回りで地球の自転の影響もあるため12時間ほどと少し短くなりますが、こちらも確か以前は10時間前後だったと記憶しています。

コロナ禍前までは、パリ便は羽田空港からも複数の航空会社で毎日数多くの便が出ていましたが、新型コロナの影響によりこの時はAir Franceでは成田1便のみでした。Air Franceはフランスから日本経由でニューカレドニアの他、アジア各国までの乗り継ぎ拠点として利用されているようで、旅行や出張などの需要減少で欠航が相次いでいた日系航空会社と違ってコロナ禍でもある程度飛んでいたようです。

飛行機に乗った瞬間からまるでフランスにいるかのような機内

フライト当日、いつも以上にガランと静かな約3年ぶりの成田空港でしたが、その前日のフライトが現地空港のストライキで欠航した影響もあるのか、飛行機はほぼ満席の予定で不思議な気分でした。この日も欠航にならないかハラハラするなか、私の乗ったフライトは定刻通りに出発!

フランスへ向かうニューカレドニア在住者らしき人、ちょっと早めのバカンス帰りのフランス人、日本在住でフランスに夏休みで帰国すると見られる小さな子ども連れのフランス人家族などで、フランス人率95%のほぼ満席の機内に日本人は数えるほどしかいませんでした。

新しいビデオのなかで主演されているCAさん役は以前と同じ方でした(オペラ座にて、ベルトを常に見えるようにしめて…話しているところ)

緊急避難などのセキュリティの案内ビデオが変わっていました…!これまでもオシャレなダンスシーンなどが多彩でお気に入りでしたが、今回のテーマはフランスの観光地。オペラ座、ルーブル美術館(らしきもの)、エッフェル塔、南仏などが続々と出てきてコロナで沈みがちだった気分が明るくなります。

ちなみに、機内でのマスク着用も規制が撤廃されており、「マスクはかならずしも必要ではありません、ご自身の判断でどうぞ…」という案内放送があり、まだ離陸前で日本に居るはずのに早速フランスらしさを感じました。日本(の空港)では今以上にマスク着用がマストだったため、みんな機内でもはじめはマスクを着用していましたが、フランスに近づくにつれて徐々にマスク率が下がっていきました。

北極〜グリーンランド〜アイスランド上空を飛びフランスヘ!

往路は、成田を出発してすぐに太平洋を北上、サハリンを左に望みながら北極圏へ向かいます。初めての経験に、もうそれだけでワクワクします。その後は、アラスカ方面へと向かって飛び、かの有名なアンカレッジの近くを通過します。そして、これまで地図や地球儀でしか見たことのないグリーンランドを通過。グリーンランド上空はよく晴れており、飛行機から見える景色はまるで宇宙から見る地球のようで、大きく丸く見えて感動しました。その後はアイスランドからイギリス上空を通過してフランスに到着。

地球の丸さ感じた北極圏、ホッキョクグマを必死に探しましたが見つかりませんでした…

成田空港を定刻に出発し、パイロットさんが頑張ってくれたこともあり、結果的に14時間50分とさらに予定より30分ほど早くパリに到着しました!久しぶりのシャルルドゴール空港は、成田空港同様にとても静かでターミナルにあったお店は大幅に減っていて、新型コロナの影響を痛感。そして熱波による猛暑の影響で40度近かったため日本よりも暑い!東南アジアに間違えて来たのかと思うほどでした。ただ、静かな空港に降り立ったこの時は復路に立ちはだかる空港混雑によるカオスに巻き込まれるとは全く知る由もなく…

いつも以上に時間はかかりましたが、コロナ禍を経て、北回りで初めて見る景色を見ながらフランスに無事たどり着けたことに、ただただ感動し15時間かかっても大満足な久々の東京からパリまでのフライトでした。