今回は約3年ぶりに、しかもコロナ禍を経ての滞在だったので、これまで毎年のように訪れていたフランスやパリと変わっていると感じることが多くありました。今回は、個人的に大きく変わったと感じたことをピックアップしてお届けいたします!

街全体がキレイに(清潔になっている)

パリにある遊園地内のゴミ箱、こんな風にゴミがまとめられていることが今回は多く見られました

美しいイメージのあるパリ。実際に街並みはずっと変わらず、いつ見ても美しいままなのですが、下を向いて道をよく見るとタバコの吸い殻に、ワインやビール瓶の破片が散らばり、犬の落とし物だらけ、というのが常でした。もちろん、タイミングや地域にもよるのでしょうが、今回はこれまでとは比較にならないほど清潔で驚きました。まだ、観光客が全面的に戻っていないことに加え、フランス人の衛生観念が多少アップしている影響かもしれません。続くと良いのですが…

どこもかしこも空いている

待ち時間が多めの場所が多いフランス。今回は色々な場所でスムーズなことが多かったです。どんな場所でも、声をかけてお願いするなどの交渉が必要だったり、ひとつひとつの出来事に時間のかかることが多いフランスですが、ソーシャルディスタンスが少し関係しているのか、スーパーのレジ、銀行の受付、オルセーやチュイルリーなどの有名美術館、セール中のお店など、いつもは混み合う場所が比較的空いていました。6月末はちょうど、人によっては早めのバカンスに出かけたり、観光客もまだ少なかったり、日本と同様に「混雑をなるべく避けて行動する」など一人ひとりの意識の変化があるのかもしれません。

手を洗って消毒しましょうの貼り紙の衝撃

10年以上前、フランス人向けの専門学校に通っていたのですが、その際は様々なカルチャーショックがありました。その一つが衛生観念の違いです。日本人にとって「手を洗う」ことは当たり前ですが、フランスでは「手を洗う」ことは人に教わってはじめて実践するものだそうでとても驚きました。もちろん、キレイ好きなフランス人も多数いると思いますが、子どもの頃から手を洗うことを当然のように教えてもらう日本に比べると、衛生面への意識は格段に低い印象だったので、今の世界標準で手を洗うことが推奨されている流れで、フランスにもこんな貼り紙があるなんて…とコロナ禍を経て新たなカルチャーショックでした。

なんとなくソーシャルディスタンスは継続?

公共の場所では、人と人との距離を感じることもありましたが、例えば、プライベートで友人や知人と会うときにはビズと呼ばれる頬にキスは当たり前にありました。ただ、街中でいつもは直視できないほど距離の近いカップルだらけのパリでしたが、それなりに距離を保っているように見えました。

ディズニーランドパリ=DLPのキャストがやる気に満ちていた

入場してすぐのパフォーマンスで30周年記念衣装を着てノリノリでダンスをするミッキーとミニー

ディズニーランドパリは頭文字をとって通称DLPと呼ばれています。東京ディズニーランドと比べるとキャストにイマイチやる気がない、と言われているDLPですが、信じられないぐらいに活き活きしており圧倒されました。2022年が開園30周年記念ということで気合が入っているのと、コロナ禍では随分長い間休園していたようなので、キャストもゲストを楽しませたくてうずうずしていたのかもしれません。(あくまで私の主観です!)

スーパーでセルフレジが多数投入されている

これも、驚きでした。接触を避けるために日本でも導入が始まっていますが、フランスは日本と比べると治安が悪く、スーパーは一方通行で声をかけないと買わずには出られないお店があったり、警備員からの熱い視線が感じられる場所がとにかく多い印象。
そんなフランスに、まさかのセルフレジ。もちろんチェックは厳しく、店員さんが監視していたり、レシートをスキャンしないとドアが開かず、出られない仕組みになっているお店もありました。フランスでのセルフレジは成り立っているのか、今後も導入が進んで行くのか注視したいところです。

治安が少し良くなっている?

RERのC線で乗った車両に装飾美術館のデコレーションが!ご覧の通りキレイでスッキリしていて治安の改善を少々感じました

実はこれが一番感じた、これまでとの違いでした。コロナ禍ではテロが起きにくい状態が続いていたかもしれません。また、スリが多い地下鉄やRERと呼ばれる郊外線はオリンピックを控えていることもあるのか、以前より明るくキレイになっているように感じました。
実は今回、iphoneを落としてしまったのですが、後ろにいたマダムが「あなたのよね?」と走って持ってきてくれました。たまたま運が良かっただけだと思いますが驚きました。
※それでも日本より治安が悪いことには変わらないので十分に注意してくださいね

全体的には、日本人にとって前よりも滞在しやすくなったように感じました。今回はコロナ禍後、久々に訪れた際のパリの印象をレポートしましたが、最新情報は日々変化していますので必ずチェックしてお出かけくださいね。