パリといえば美術館は外せない観光スポットですよね。パリには魅力的な美術館が数多くありますが、そのなかには無料で入場できる美術館もたくさん存在しています。今回は、入場料無料ながら展示作品が豊富で見応えばっちりの「カルナヴァレ美術館」をご紹介します。

パリの歴史を後世に伝えるカルナヴァレ美術館

カルナヴァレ美術館はパリで最も古い美術館で、オープンしたのは1880年です。パリの歴史を後世に伝えることを目的に作られました。もともと個人邸宅として1548年に建てられた館を美術館へと改装しており、建物自体も古い歴史を持っています。

カルナヴァレ美術館は2017年から改装工事のために閉館しており、2021年に再オープンしたばかりです。以前から無料とは思えないほど見応えがあると評判の美術館でしたが、改装により展示品が見やすくなり、さらに人気を集める美術館となりました。

カルナヴァレ美術館に展示されているのは、パリの歴史を知るうえで欠かせない装飾品や美術品、写真、考古学コレクションなど。新石器時代の発掘品からフランス史の象徴であるフランス革命期を描いた絵画や勲章などのコレクションなど、幅広い品が展示されています。

展示品は年代別に並んでいるので、時代ごとのパリの様子が読み取れてとてもわかりやすくなっています。地下にある新石器時代の展示エリアは、改装で新しく設置された展示スペースです。

パリの建築・装飾

1階の入り口を入ってすぐの展示室には、昔のパリの街で実際に使われていた吊り看板やお店のプレートなどが展示されています。さまざまなモチーフと凝ったデザインで、パリの昔の街並みを想像させます。

2階には貴族邸宅の装飾をそのまま移設した展示室などがあり、貴族の優雅な暮らしぶりが覗けます。パリを代表する建築物がどのように生まれどのように現在の姿になったのかなども、模型とともに紹介されており勉強になる展示内容です。ほかにもアールヌーヴォー様式の装飾品や家具調度品なども展示されています。

カフェレストラン「Fabula」を併設

カルナヴァレ美術館でもうひとつおすすめなのが、中庭にあるカフェレストラン「Fabula」です。歴史ある建物と植物に囲まれてとても雰囲気がいいのがおすすめポイント。メニューはカフェなどの飲み物からワインやビール、シャンパンなどアルコール類も揃っているので、お茶やアペリティフにぴったりです。もちろん、ランチやディナーにも利用できます。「Fabula」は美術館に入場しなくても利用できるので、気になる方はぜひ立ち寄ってみてください。

カルナヴァレ美術館では、定期的に期間限定の特別展も行われています。ただし、特別展は有料となるため訪れる際は注意してください。特別展チケットは当日窓口で購入できますが、売り切れてしまう場合もあるため、事前に予約していくのがおすすめです。

カルナヴァレ美術館は、朝イチで行くと人が少なくゆっくり見て回れるのでおすすめです。美術館のあるマレ地区にはおしゃれなカフェやショップもたくさんあるので、ぜひ一緒に楽しんでくださいね。