2002年にパリで始まった現代アートのイベント「ニュイ ブランシュ」(Nuit blanche)。

ニュイ ブランシュとはオールナイト、夜通し起きていること、のような意味があり、その意味の通り一晩中パリの街でアート展示やコンサートなどが楽しめるイベントです。

先日行われたニュイ ブランシュに行ってきたので、イベントの様子をご紹介します。

現代アートイベント「ニュイ ブランシュ」

ニュイ ブランシュにはプロアマ問わず多くのアーティストが参加しており、街のいたるところで作品展示などが行われます。

参加・入場はすべて無料なので気軽に現代アートを楽しめるのが魅力です。また、現代アートをめぐりながら夜のパリも堪能できるところが個人的には気に入っています。

人気プログラムには長蛇の列

注目のアーティストや大型の展示などでは、入場するのに長い列ができることもあります。今回わたしが見たなかでは、パリ市庁舎で行われたコンサートとピエール・エルメによるマカロンのオブジェ展示に長蛇の列ができていました。19時頃はまだ短い列でしたが、後で見たときにはかなり長い列になっていたので、早い時間に行くのがよさそうです。

こちらはマレ地区にある教会での作品展示とコンサートの様子です。教会は音の響きが美しく聴き入ってしまいました。教会に設置されているパイプオルガンの音色もすてきでした。席は満席で、後ろには立ち見客がいるほどでしたよ。

小さな展示などは並ばずすぐに入場できることがほとんどなので、行列覚悟で大型展示へ行くか、小さな展示をいくつも回るか、決めておくとよさそうです。

夜遅い時間帯のイベントですが、小さな子供を連れた家族連れなども多く、かなりの人出でした。

深夜の交通手段は?

イベントは19時頃から翌朝5時頃まで続きます。そうなると気になるのが移動手段や帰宅手段ですよね。以前は、このイベントの晩に限ってメトロやバスのいくつかの路線が一晩中走行していましたが、2020年頃からこのサービスはなくなっています。週末のメトロは2時頃まで運行しているので、わたしはメトロで帰れるうちに帰宅しました。メトロが一晩中運行すればもっと遅くまで楽しめるので、来年こそは復活してほしいです。

最近はパリでは自転車や電動キックボードのレンタルサービスがかなり増えているせいか、イベント中もそういった手段で移動している人が多かったように感じました。確かにちょっとした距離の移動に便利ですし、終電後の移動手段としても安くて使いやすいですよね。

2023年以降は6月開催

ニュイ ブランシュといえば秋開催のイベントとして定着していましたが、来年からは6月開催に変更することが決まっています。パリジャンによる投票が行われ、最も投票数の多かった6月に変更することになったということです。

次回は1年待たずに開催されることになるので、すでに次回のプログラム詳細が楽しみです。