冬のフランスは日本よりも冷え込みが強く、地域によりますが、朝は9時まで真っ暗で夜は15時には日が暮れます。暗くて寒いので旅行は避けがちかもしれませんが、実は食べ物が美味しく、観光客も少なめでゆったりと過ごせるおススメの季節。今回はフランス南西部、大西洋に面した街、ビアリッツをご紹介します!

ビアリッツとは?

海の目の前にある右側の白い建物がカジノです

フランス南西部、スペインとの国境に近く、美しいビーチが広がるビアリッツ。19世紀にナポレオン3世が、王妃のウージェニーのために離宮を建てたことから、フランスでも有数の保有地となりました。この離宮は、今はオテル・デュ・パレ(宮殿ホテルという意味)と呼ばれるホテルとなっておりイギリス王室も利用していることで有名です。カジノやタラソテラピーのスパなどもあり、ラグジュアリーな雰囲気も漂っています。

ビアリッツと言えば、なんと言っても海!セレブな雰囲気の漂うビアリッツですが、大西洋の良い波が有名でサーフィンも盛んな地域です。そして、ビアリッツ最大の魅力は海の幸が豊富だということ。新鮮な魚介類をよく食べる私たち日本人にとって、食文化が全く違うフランスのなかでも、ビアリッツは大変相性が良い地域です。リーズナブルに食材が揃い、気軽につまむことができる市場、バーやカフェも中心地に多く、ゆったりと街歩きを楽しめます。

ビアリッツの牡蠣小屋

フランスでは、牡蠣はRのつく月に食べなさいと言われています。月の呼び方は英語とフランス語は似ているので英語で言うところの、September(9月)から始まりApril(4月)までが良い季節。今は冷蔵技術が発達しているので春から夏もokという説もありますが、やはり秋冬の方が牡蠣の旨味がキュッと引き締まっていて美味しいような気がします。

早速食べに行ったのが、La Cabane à Huîtresというお店。フランス語で「牡蠣小屋」という意味の店名で、お店もその名の通り木製の内装、気軽に入りやすい雰囲気のバーです。小さなお店なので少し待ち時間がありつつも入店できました。まずは、おすすめの牡蠣と海老の盛り合わせと白ワインをチョイス。そのあとは生牡蠣のプレートを♪隣の人との距離が近く、話してみると近隣の街の観光案内所で働いている女性で、この地域の名物を教えてくれました。肝心の牡蠣のお味はもちろん絶品!ワインが進んだのはいうまでもありません。

ビアリッツの市場

私が今回とても楽しみにしていたのが市場で牡蠣を食べること!そのために、今回のお宿はビアリッツのビーチからは少し離れていますが、市場から徒歩1分以内の場所に決めました。市場は、夜閉まっていて、逆に朝早くから開いているので翌日にチャレンジ。明るいうちから生牡蠣とは何と贅沢!こちらでは、ワインと牡蠣のセットが10ユーロ以内で楽しめます。※価格は牡蠣の等級などによって変動あり

1階にあるカウンターで注文後、そのままいただくも良し。教えてもらった2階のフリースペースで軽く腰掛けて食べるも良し。フランスで牡蠣を食べる時に必ずついてくる、レモン風味の香りがするウエットティッシュもフランスで生牡蠣を食べる時のお馴染みメンバー。また、バスク地方はワイングラスに特徴があり、ぺったんこで平たい形をしています。

市場の牡蠣ももちろん美味しく、お代わりしてお店の人にニコッと笑われてしまいました。フランス人は、基本的に沢山食べる人に優しいので大変助かります!

フランス海の幸を楽しむならビアリッツ♪

フランスのビアリッツは、日本人に大変オススメの街です!パリからボルドーまでTGV(フランスの新幹線)で約2時間、ボルドー からも約2時間なのでボルドーを経由して1泊以上しながら行くと楽ですよ。パリへの旅行だけでも大満足のフランスですが、地方も様々な魅力があって味わい深いです。ぜひ、2度目や3度目のフランス旅行でバスク地方やビアリッツへ行ってみてくださいね。