夏のパリでやるべきこと５選！夏ならではのおすすめスポットをご紹介

フランス語会話学習サイト Coucou!

フランス語会話学習サイト Coucou! ”Coucou!（クク）”は「もっとフランス語を話せるようになりたい」という願いを叶える日本唯一のネイティブ会話に特化したフランス語学習サイトです。

夏のパリでやるべきこと５選！

パリのベストシーズンは、日が長くなってくる5月から9月頃まで。6月に入ってからは観光客もいちだんと増え、街はにぎやかになってきています。ここ最近は天気のいい日が続き、本格的な夏はすぐそこです。

そこで今回のテーマは、「夏のパリでやるべきこと」！

パリ観光といえば、アート鑑賞や名所見物などが目玉。それらももちろん貴重な体験ですが、夏には夏にしか楽しめないアクティビティがたくさんあります。グルメからイベント、訪れたい場所など、夏にしかできないパリの楽しみ方をご紹介します。

１、Paris plagesでビーチ気分を味わう

Paris plages（パリ・プラージュ）は毎年7・8月に開催されるイベントで、plagesはビーチを意味しています。海から遠いパリでもビーチ気分を味わえる、夏には欠かせないイベントです。

パリ・プラージュではセーヌ川沿いとサン・マルタン運河の上流にビーチパラソルやプールなどが設置され、日光浴をしたりアペリティフをしたりと、水辺で夏を楽しむことができます。

アフターファイブや週末には多くのパリジャンがパリ・プラージュで夏のパリを満喫。2002年に始まってから、今ではパリの夏になくてはならないイベントです。

２、行列のできるアイスショップ

パリにアイスのイメージはあまりないかもしれませんが、夏になると長い行列のできる人気のアイスショップがあります。ひとつはサン・ルイ島にある老舗アイスショップ「Berthillon」です。

フレーバーが豊富で、特にフルーツを使用したものはフルーツの味が濃くてとってもおいしいんです。サン・ルイ島内に3店舗あり、店内でアイスを味わうこともできます。

もうひとつはレバノンスタイルのアイスショップ「Bachir」です。数年前にできた新しいアイスショップですが、毎年夏になると長い行列ができる人気店です。

珍しいビオのアイスであることや、ピスタチオをまぶしたかわいい見た目がウケているようです。訪れる際は、2号店であるモンマルトル店のほうが空いていておすすめですよ。

３、テラスでアペリティフ（Apéritif）

パリジャンはテラスでアペリティフをするのが大好き！アペリティフとは、食事の前の軽いお酒とツマミのことです。

パリは夏が短く冬は曇りがちなので、太陽の光を浴びられる期間が限られています。だから最大限に日光を浴びられるテラスでアペリティフをするのかな、と個人的には思っています。しかし、日当たりのいいテラスでのアペリティフはパリジャンでなくても気持ちがいいもの。パリジャンに混じってテラスで楽しい時間を過ごしてみてください。

暑い夏に人気なのは白ワインやロゼ。それから、意外かもしれませんがフランス人はビールも大好きです。冷たいワインやビールと一緒にチーズやハムの盛り合わせでアペリティフをするのがパリジャン流の夏の過ごし方です。

４、野外映画で涼しい夜を過ごす

夏のパリといえば野外映画は外せません！公園や建物の屋上や中庭など、いろいろな場所で6月から9月ころまで開催されています。しかも、多くの野外映画は無料で楽しむことができます。

夜風に吹かれながら開放的な空間で見る映画は、家や映画館で見る映画とは一味違います。フランス映画以外の作品にはフランス語字幕がつくので、フランス語の勉強にもぴったり。夜は肌寒いときもあるので、夏でも上着は必需品です。

５，フランス発祥のスポーツ「ペタンク（pétanque）」を楽しむ

フランスで生まれた「ペタンク」というスポーツを知っていますか？鉄の玉を転がしてどれだけ目標球に近づけられるかを競うスポーツです。スポーツといってもまったく激しい動きはなく、若い人からおじいちゃんおばあちゃんまでみんなが楽しんでいます。

屋外で行うスポーツなので、ペタンクは夏にピッタリ。暖かくなってくると公園などでペタンクをする人の姿が多く見られます。

鉄球と目標球があれば誰でもすぐにできて、フランス気分を味わえるスポーツです。最初に紹介したパリ・プラージュにもペタンク場が設置されるので、ビーチ気分を味わいながらペタンクをするのもおすすめですよ。

夏にしか楽しめないおすすめスポット5選をご紹介しました。夏にパリを訪れる方は、紹介したスポットをぜひ訪れてみてくださいね。