パリ郊外の巨大ブロカント・フリーマーケット「シャトゥ蚤の市（Foire de Chatou）」

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シャトゥ蚤の市

フランスといえばアンティークな雰囲気の家具や食器などが人気ですよね。フランス旅行ではブロカントなどでアンティークなアイテムを探すのを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
「ブロカント（Brocante）」とはフランス語で「古道具」や「古物商」を指す言葉で、一言でいえば「中古品を売るお店」のことです。

パリではブロカントやフリーマーケットなどが頻繁に開かれており、わたしも週末にはよくブロカントへ出かけています。
今回はずっと行ってみたかった「シャトゥ蚤の市（Foire de Chatou）」へ行ってきたので、その様子をご紹介したいと思います。シャトゥ蚤の市はパリ近郊ではかなり大規模なもので、毎回多くの人が訪れる人気の蚤の市です。

300以上のブロカンターが出店！

シャトゥ蚤の市にはなんと300以上のブロカンターが参加。並んでいる品も多岐にわたります。

大型の家具から食器、古書、古着、絵画、アクセサリーなどなど、ここで見つからないものはないのでは？と思うほどです。なかにはショーケースに入れられた高級そうな食器やアクセサリーも。美術館かと思うような大型の絵画を扱っているブロカンターもいました。

特にイラスト・絵画や食器類などが豊富で、すてきなインテリアが見つかるのではないかと思いました。また、パリ市内で行われるブロカントでは家具などはあまり見かけないですが、ここでは家具も多くラタン製のものや年季の入った家具などがかわいかったです。

プロのブロカンターばかりが集まる蚤の市なので、値段も少しお高めなのかなと思っていましたが、5€コーナーや10€コーナーなどの均一ボックスをおいているところもあり、価格はピンキリといった感じでした。

わたしは平日に行ったためかなり空いていてのんびり見て回ることができましたが、週末はかなり混み合うようです。可能であれば、平日に行くのがおすすめです。

フードコーナーも充実で1日楽しめる！

会場内にはフードコーナーもあるので、1日かけてゆっくり欲しい物を吟味することができます。パンやサンドイッチなどの軽食だけかと思いきや、レストランのようなメニューが並んでいてかなり充実しています。フランスらしいワインスタンドや、生牡蠣が食べられるスタンドもありましたよ。

300ものブロカンターがいると、会場を一周するだけでも時間がかかります。午前中に入場し、休憩がてら会場内で昼食、午後からさらに散策を続けるのもおすすめです。

シャトゥってどこにあるの？

シャトゥはパリの西にある静かな街。パリからはRER A線を使って30分ほどです。蚤の市の会場はセーヌ川の中洲にあり、駅から15分ほど歩きます。

シャトゥ駅のひとつ手前、リュエイユ・マルメゾン駅からは会場までの送迎バスが出ています。遊園地の乗り物のようなかわいい機関車型の送迎バスです。

年2回開催！次回は3月

シャトゥ蚤の市は年に2回、それぞれ10日間ずつ開催されます。次回の開催は3月8〜17日です。

シャトゥ蚤の市は、ブロカントにしては珍しく入場料（10€）がかかります。ネットで購入できるので、事前に購入しておくのがおすすめです。

正直、気にいるものが見つかるかどうかわからないのに入場料10€は高いかな、、、とも思いますが、アンティーク品やヴィンテージ品が本当に好きな方にはおすすめ。出店の数も多いので、逆に欲しい物がありすぎて困ってしまうかもしれません。