カジュアルフレンチが楽しめるパリ3区のおすすめレストランSacré Frenchy!

フランス パリ レストラン
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パリ3区のおすすめレストランSacré Frenchy!

フランスといえばグルメ大国。特にパリには数多くのレストランがあります。

星の数ほどあるレストランの中からひとつのレストランを選ぶのは大変ですが、今回はパリ3区でおすすめしたいレストランをご紹介。その名も「Sacré Frenchy!」です。

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観光にも便利なパリの中心に位置

フランス パリのレストラン ブラッスリー

Sacré Frenchy!は1区・2区・3区のちょうど境目に位置しています。周囲には人気の観光地がたくさん。

近現代美術館ポンピドゥーセンターからは徒歩5分、日本人建築家安藤忠雄が改修を手がけた現代美術館ブルス・ドゥ・コメルスからも徒歩10分ほどと、観光の合間に立ち寄るのにぴったりです。ショッピングに人気のマレ地区からも徒歩圏内にあります。

最寄り駅のメトロ4番線エチエンヌマルセル駅からは徒歩2分とアクセス抜群。それでいて観光地のど真ん中というわけではないので、騒がしくなく落ち着いて食事できるのがうれしいところです。

立地的に海外からのお客さんも多いようで、スタッフは英語で対応してくれます。もちろん英語のメニューもあり。それに加えて、おすすめ料理やベジタリアン料理、ヴィーガン料理などをわかりやすくマークで示してあるので料理を選びやすいのもありがたいところです。

ちなみにトイレも広くて清潔感があります。パリのトイレはあまり清潔ではないことが多いので、ここも大事なポイントです。

カジュアルな雰囲気のブラッスリー

フランス パリのレストラン ブラッスリー

店内はザ・パリのブラッスリーといった感じ。フランスらしい絵画やイラストが飾られ、アートブックとワインが並んだ本棚もおしゃれです。

パリのレストランというと、隣との間隔がないほど席がぎゅうぎゅうに詰められ騒がしい(それがパリらしくもありますが)のが定番だったりします。でもここはテーブルが比較的ゆったり配置されていて、隣の会話を気にせず食事を楽しめます。

また、ベビーカーの必要な小さな子ども連れでも利用しやすそうです。実際、わたしが訪れたときは子ども連れの家族が何組か食事していました。

季節ごとに変わるフランス定番料理

料理はカジュアルなフランス料理が楽しめます。どれも新鮮な食材を使用して毎日丁寧に手作りされています。

前菜にはエスカルゴ(Escargots)やフォアグラ(Foie gras fait maison)、オニオンスープ(Soupe à l’oignon)などフランス料理の定番が。どれもフランスに来たら一度は味わってみたいものばかりです。

メイン料理はサラダから肉料理まで選択肢が豊富にあります。わたしたちが選んだのは、鴨のマグレのさつまいもムース添え(Magret de canard entier)と野菜のミルフィーユ(Mille feuilles de legumes rotis)。

本当はレストランおすすめのシェフのココット料理とラム肉を食べてみたかったのですが、どちらも前日の夜にお客さんが多かったことから仕込みがもう残っていないとのことで、残念ながら注文できず。ちなみにココット料理は、ポトフ(Pot au Feu)・牛肉のブルゴーニュ風(Boeuf bourguignon)・仔羊のクリーム煮(Blanquette de veau)の3種類があり、日によって変わります。

それから、合わせてグラスワインも注文しました。ワインには詳しくないのでサービスのムッシューにそれぞれの料理に合うワインを選んでもらいました。テキパキと選んでくれて心強かったです。

フランス パリのレストラン ブラッスリー 鴨のマグレのさつまいもムース添え(Magret de canard entier)
鴨のマグレのさつまいもムース添え(Magret de canard entier)

鴨のマグレとはフォアグラを採るために育てられた鴨のフォアグラ採取後の胸肉のこと。お皿には鴨の大きな身がドンと3切れと色鮮やかなさつまいものムース、醤油ベースのソースがたっぷり!かなりボリューミーです。

お肉は甘みがあって鴨独特の歯ごたえが最高でした。甘みのあるさつまいものムースと濃いソースも鴨にぴったり。ソースは醤油ベースなので日本人の口に合う味です。

フレンチレストラン 野菜のミルフィーユ(Mille feuilles de legumes rotis)
野菜のミルフィーユ(Mille feuilles de legumes rotis)

野菜のミルフィーユはキヌアをベースに敷き、その上にパプリカ、なす、ズッキーニなどをミルフィーユ状に重ねた見た目に美しい料理。さっぱりした味付けで冷たい一皿なので、夏やあまり食欲がない時にもよさそうだなと思いました。

旅行中に疲れて食欲が出ないってときはありませんか?そういうときにはこの野菜のミルフィーユやボリュームのあるサラダがおすすめです。

デザートももちろんすべて店内で作られています。フランスといえばおいしいスウィーツがたくさん。デザートメニューはどれもフランスを代表するスウィーツばかりで迷ってしまいます。

ミルフィーユ(Mille feuilles)やブリオッシュペルデュ(Brioche perdue)にも惹かれましたが、ここは定番のクリームブリュレ(Crème brulée)と見た目のインパクトに惹かれてプロフィットロール(Profiterole)を選びました。

フレンチレストラン クリームブリュレ(Crème brulée FRENCHY)
クリームブリュレ(Crème brulée)

クリームブリュレは誰もが知るフランスの定番デザートですよね。表面の香ばしいカラメルと中のなめらかなクリームのバランスが最高においしかったです。意外とペロッと食べられてしまうので、前菜とメインですでにお腹がいっぱい、というときに選んでほしいデザートです。

フレンチレストラン プロフィットロール(La profiterole)
プロフィットロール(La profiterole)

プロフィットロールはあまり聞き慣れない名前のデザートですが、フランスの定番デザートのひとつ。シュー生地の中にアイスクリームを挟んでチョコレートソースなどをかけたあま〜いデザートです。

Sacré Frenchy!のプロフィットロールは大きなシュー生地の中にアイスクリームがまるっと入っていてボリューム満点。チョコレートソースもたっぷりで、甘いものが大好きな方にはぴったりなデザートです。お皿が運ばれてきたときには、食べきれるかな、と心配になりましたが、アイスとシュー生地の組み合わせは意外と軽くて最後までおいしくいただけました。

メニューは季節ごとに変わるそうで、現在は春仕様のメニューです。夏以降に訪れると、今回ご紹介したメニューとはまた違う料理が用意されているはず。いつ行っても違う料理が味わえるので、何度でも訪れたいレストランです。

ランチにはお得なコース

フランス パリのレストラン ブラッスリー

Sacré Frenchy!ではランチにお得なコースが用意されています。

平日は前菜+メインもしくはメイン+デザートに飲み物がついて18,5ユーロ、または前菜+メイン+デザートに飲み物がついて25ユーロです。料理はコース用に用意されたものの中から選択できます。もちろんアラカルトで好きな料理を注文することも可能です。

また、日曜はランチ限定でブランチコースが用意されています。ヴィエノワズリー、ホットドリンク、フルーツジュース、前菜、メイン、デザートで42ユーロとボリューミーでかなりお得な内容になっています(料理に前菜とメイン、またはメインとデザートのみ選択する場合は36ユーロ)。料理はアラカルトのなかから選べるので、平日のランチコースよりもたくさんの料理の中から選ぶことができます。平日ランチ、日曜ブランチともに子ども用メニューも用意されていますよ。

最近パリでは日曜にブランチを提供する店がかなり増えていますが、このお値段でこれだけの料理を楽しめるブランチはなかなかありません。日曜の朝はゆっくり起きて、のんびりブランチするのはいかがですか?


パリの中心地にあるSacré Frenchy!はカジュアルな雰囲気のなかでおいしいフランス料理が楽しめるレストランです。クラシックなフランス料理に一手間加えた品々は、盛り付けも美しく華があり食欲をそそります。

フランスでカジュアルフレンチを楽しみたいと思っている方はぜひ行ってみてくださいね。

Sacré Frenchy!

アドレス:58 Bd de Sébastopol, 75003 Paris
公式サイト:Sacré Frenchy!
メニュー:Sacré Frenchy!メニュー
予約:公式サイトより予約可能

フランス パリ レストラン

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この記事を書いた人

はじめまして。フランス在住のちゃこです。フランスへのワーホリと語学留学を経て、現在はフランス人パートナーとパリに住んでいます。フランスの好きな街は、ストラスブール、エクス=アン=プロヴァンス、マントンなどなど。。。将来は、南仏の小さな街でのんびり暮らすのが夢です。
大好きなパリの最新情報や、フランスの文化や生活についてお伝えできればと思います。在住者ならではの情報をお届けしていきます。

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