パリの観光施設入場者数ランキング
フランスといえば毎年多くの観光客が訪れる観光大国。美術館や歴史的建造物が多く、ルーヴル美術館やオペラ座など、一生に一度は行ってみたい!と夢見ている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、パリの観光施設の入場者数ランキング2023年度版をご紹介。フランスを訪れる人はどんな場所へ行っているのか、ぜひ見てみてくださいね。(参考資料:Ville de Paris)
1位:ルーヴル美術館
入場者数1位はルーヴル美術館。2023年の入場者数は約880万人を記録しています。これは多くの方が予想した通りではないでしょうか。
加えて、ルーヴル美術館は世界の美術館の入場者数でも1位を記録しています。ちなみに2位はバチカン美術館(約670万人)、3位は大英博物館(約580万人)です。
ルーヴル美術館が保有する作品の中には、「モナ・リザ」「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」など、有名作品がズラリ。有名な作品を挙げるだけでもきりがありません
世界トップクラスの広さと作品所蔵数を誇るルーヴル美術館には、毎日多くの人が訪れます。観光シーズンにはチケットが売り切れてしまうことも珍しくなく、チケットの事前予約は必須。また、広すぎて一度ですべて見て回ることはできないので、パリへ行くたびに何度でも足を運びたい美術館です。
◇ルーヴル美術館
アドレス:Cour Napoléon et Pyramide du Louvre, 75001 Paris
公式サイト:Musée du Louvre
2位:エッフェル塔
2位はパリのシンボル、エッフェル塔です。入場者数は630万人。建設当時は斬新なデザインから賛否両論あったというエッフェル塔ですが、今ではパリに欠かせない観光スポットとなりました。エッフェル塔モチーフのグッズやお菓子も多く、まさに「パリのシンボル」という言葉がぴったりな存在です。
エッフェル塔には三つの展望台があります。一番高い展望台は高さ276mのところにあり眺望は抜群。パリの美しい街並みや建造物が360℃見渡せます。パリに来たらエッフェル塔展望台とエッフェル塔モチーフのお土産は外せませんね。
◇エッフェル塔
アドレス:Av. Gustave Eiffel, 75007 Paris
公式サイト:Tour Eiffel
3位:オルセー美術館
駅舎を改装して作られたオルセー美術館が第3位です。入場者数は約380万人。オルセー美術館はルーヴル美術館についでパリで人気のある美術館で、3位のランクインも納得です。
オルセー美術館では、1849年から第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品をメインに展示しています。この時代にはバルビゾン派や写実主義、印象派などが活躍。ルノワールやゴッホ、ミレーなど有名画家の絵がずらりと並びます。特に印象派の作品が豊富で、印象派が好きな人にはおすすめの美術館です。
年に数回開催される特別展も毎回人気。さらに、絵画だけでなく彫刻やアール・ヌーヴォー建築の展示もたくさんあり、飽きずに楽しめるのも魅力です。
◇オルセー美術館
アドレス:Esplanade Valéry Giscard d’Estaing, 75007 Paris
公式サイト:Musée d’Orsay
4位:国立近代美術館
4位はポンピドゥーセンターにある国立近代美術館。主に第一次世界大戦開戦以降に生まれた芸術作品を展示する美術館です。ポンピドゥーセンターは、当時のジョルジュ・ポンピドゥー大統領の提唱で作られた複合施設で、パイプを並べたような外観やカラフルな色使いが特徴的です。
国立近代美術館の常設展示にはピカソやマティス、シャガールなど有名な画家の作品が展示されています。一年を通して複数の特別展も開催されていて、何度行っても楽しめるのも魅力です。入場者数は260万人です。
◇国立近代美術館
アドレス:Place Georges-Pompidou, 75004 Paris
公式サイト:Centre Pompidou
5位:シテ科学産業博物館
5位は入場者数230万人を記録したシテ化学産業博物館。観光客よりも住民向けの施設なので、聞いたことがない、という人が多いかもしれませんが、実はヨーロッパ最大級の科学館です。
ここでは展示を見るだけでなく、ゲームや実験を通して科学を学ぶことができます。プラネタリウムや子ども向け施設もあり、家族連れで楽しめる施設です。
◇シテ科学産業博物館
アドレス:30 Av. Corentin Cariou, 75019 Paris
公式サイト:Cité des Sciences et de l’Industrie
ランクインした観光施設の中に、行ってみたい場所はありましたか?どこもパリ観光に欠かせない場所ばかりなので、ぜひ行ってみてくださいね。