二宮君が主演するドラマ『ブラックペアン』の第2シーズンが始まりましたね。
第1シーズンも高視聴率で人気でしたが、新シリーズも第1話から視聴率が11パーセント以上と好調です。フランス語を学んでいる皆さんもご存じのように、二宮君が演じる天才医師・天城先生は時々フランス語を使いますよね。
今回は、天城先生が使うフランス語を通して、一緒にフランス語を勉強していきましょう。
ドラマ内で使われているフランス語
ジュノ Jeune homme
天城先生のアシスタントとして大活躍する竹内涼真さん演じる世良先生。天城先生からは「青二才」という意味の「jeune homme」というあだ名をつけられます。「jeune」は「若い」、「homme」は「男性」を意味します。カタカナでは「ジュノ」より「ジュヌ・オム」と読むのが一般的です。
ディアブル Diable
天才外科医の天城先生の手術を受けるには運試しに勝つしかなく、掛け金としてその人の財産の半分までも要求するため、医師の間では「ディアブル(悪魔)」と呼ばれています。「diable」は「悪魔」という意味です。
シャンス サンプル chance simple
上記の通り、ドラマでは天城先生が患者が手術を受けるには「単純な賭け(chance simple)」に勝つことを条件としています。「chance simple」は「単純な賭け」もしくは「運試し」といった意味になります。
テュ ア レゾン Tu as raison
そんな天城先生を見かね、「あなたは悪魔だ」と言い放った世良先生に対し、天城先生は「Tu as raison(テュ ア レゾン)」、つまり「その通り、君は正しい」と答えます。「Tu as raison」は「その通り」や「あなたは正しい」という意味です。
ロペラシオン エ フィニー L’opération est finie
天城先生は毎回、超難関手術を成功させていきます。「L’opération est finie」は「手術は終わった」という意味になります。
ル クール エ シ ボー Le cœur est si beau
手術のたびに「Le cœur est si beau(心臓はとても美しい)」という決め台詞を言い放ちます。ここでの「si」は「とても」という意味があります。
ビアン スール Bien sûr
天城先生の華麗な手術を見た世良先生は思わず「これは現実ですか?」と尋ねます。天城先生は「Bien sûr (もちろん)」と答えます。
スリジエ cerisier
天城先生は設立を進めている心臓手術専門病院を勝手に「スリジエハートセンター」と命名してしまいました。「スリジエ(cerisier)」はフランス語で「桜の木」を意味しますが、その名前に込められた意味や意図が今後のドラマで明らかになるかもしれませんね。
いかがでしたか?
フランス語の勉強をしながら楽しめるブラックペアン2、今後も見逃せませんね。